防水ドローン必須の装備や実力とは
2020年12月10日 17時40分
多くのドローンオーナーは、水の上を飛行したいとは思っていないでしょう。いや、正確には「飛ばしたいけど、飛ばしたくない」でしょうか。SwellProというメーカーが発表した「Splash Drone 3 AUTO」。防水、そして水に浮くドローンには、防水ドローンにとって必須の装備が用意されています。防水ドローンに必須の装備
大事なパートに浸水を許さないボディ防水の条件。それは浸水してはいけない部分に浸水を許さないことです。最新型防水ドローン・Splash Drone 3 AUTOは、軽量高剛性のABS樹脂を使用し、浮き、そして水の浸入を許さない密閉ボディに仕上げられています。
抗腐食処理
水との戦いは、同時に錆や腐食との戦いを意味します。Splash Drone 3 AUTOのパワフルなモーターには、この腐食をはねのけるための特別なコーティングが施されています。最新防水ドローンの実力
防水型ドローンは、これまでもご説明してきたように、さまざまな用途に応用されることが期待されています。最新型の防水ドローンは、その一端を垣間見られる実力を備えています。高性能防水カメラと運搬物リリース機能
Splash Drone 3 AUTO には、4Kカメラと、最大で1キロの物品を運び、なおかつ、その物品をリリース(投下)する機能を備えています。高性能4Kカメラは、これまた高性能のジンバルにより、振動や傾きの影響を受けないよう設計されています。上空での撮影はもちろん、水面下の撮影も可能です。高性能カメラは、水面近くや滝周辺の調査、海上での捜索と探索作業に大きな力になりそうです。
運搬物リリース機能は、沖合の遭難者に救命具を届けることができるでしょう。
Splash Drone 3 AUTOを開発したSwellPro社では、ドローンを使用した釣りを強力に推しています。想像してみてください。通常の釣りとは違います。竿とリールは必要ですが、餌やルアーを投げる必要はありません。その代わりドローンが餌やルアーを運びます。ドローンは上空から魚の群れを探索。群れを発見したら、その群れめがけて餌を投下するという、これまでの釣りの常識をくつがえす釣りです。